インバネス到着

インバネスまではそんなに遠くない。3時間くらいで着いてしまう。ここで少しインバネスの紹介をしよう。イギリスの島を思い出して欲しい。イギリスの下のほうはいわいるイギリスで、イングランドと呼ぶ。上のほうがスコットランドである。もともとイギリスの島はスコットランドの人々が住んでいたところだったが、数百年前イングランドの人々が島にやってきた。そののちイングランド人が支配しようとしてから戦争が始まった。スコットランドは征服されたり独立したりを繰り返した結果、現在はイングランドに支配されている。独立したい人々もいるが、経済的に独立はどうかなと言っている人もいる。イギリスと一口に言っても、いろいろな国を支配しているので大英帝国と言ったらわかりやすいだろうか。スコットランドも大英帝国の属国であり、私のドメインacの島もブラジルの左に浮いてるちっちゃい島だがそこもイギリス領である。

イギリスの島の上のほうにスコットランドはあり、そのスコットランドの中でも上のほうにインバネスは位置している。聞いたことはあると思うが、ネッシーを知っているだろうか?そう、ネス湖に棲むと言われているネッシーである。そのネス湖があるところがインバネスなのである。

昼寝してちょっと時間が経ったあと、インバネスへ着いた。外はまだ白けていた。夕方ではなく、日本で言えば夏の、日が昇る少し前の明るさである。でももう9時なんだよね。

空港へと降りて歩いて建物へ行った。荷物はちゃんと来てるかな?ここまで荷物は直通なので少し心配だった。でもちゃんとありました。

早速今日のホテルまで行く。インバネスでは3泊する。いろいろな部屋に泊まってみたかったので、最初の日は町の中心に近いホテル。ネス川のほとりにあるホテル。と、そこまでしか知らない。タクシーの運転士にホテルの名前だけ告げて連れていってもらった。タクシーの中では気になっていることがあるので一つ聞いてみた。ネッシーを見たことあるかい?ネッシーを見たことある人を2人知っていると次の日に泊まるホテルのおっちゃんはメールで教えてくれた。それを現地人に確認したかった。運転士は笑いながら答えた。Never。まったく無いらしい。

見渡す限り行った事無いけど北海道のような風景が続く。ゆっくりと風景が流れていく。牧場や林の中を抜け街へと向かっていく。途中古いお城があったりするのがスコットランドならではの贅沢で優雅な風景だ。15分くらいで街中へ着いた。思っていた以上に開けている。古い建物ばかりだがたくさんの店が並んでいる。外は明かるいが店はもう閉まっている。いくつかの路地を曲がり橋が見えてきた。

橋のそばにはパブがあった。ここは賑やかそうだった。タクシーの運転士はここはとても有名な場所だと教えてくれた。

橋を渡ると素敵なホテルが並ぶ。ここも有名だよと教えてくれた。この橋はネス川を渡るネス橋だ。そしてそこからすぐの所に今日泊まるTower Hotelがあった。さっき素敵なホテルといっていたホテルがある通りの並びにあった。

チェックインして部屋に入る。そんなに綺麗な部屋ではないし、広くも無かったけど、異国情緒を楽しむには十分な部屋だった。窓からはネス川も見える。今日は移動で疲れたし、明日も早くから移動したいので、まだ日本では夕方だけど寝ることにした。

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