はしれはしれそのいくつ?
ネス湖のほとりの城に着いた。
すでに城はぼろぼろだが、広場のようになっていてぐるぐる回って観光することができる。
さて30分後丘の上の道路に集合ということで、われわれはいろいろ見て回った。
おみやげ物屋もあり、高いところへ上ってネス湖を見渡すこともできた。
さあそろそろ集合時間だし戻ろうか。
写真撮影もしたし、丘の上の集合場所まで戻ろうとした。
あれ?
行き止まりだ。
ちょっと慌てる。
こっちに来れば上の方にいけると思ったんだけど。
やば、、、、、
よし。今来た道を戻って急ごう。
これはやばい。あと5分だ。
いそいでっ!!
もうだめー!!
じゃあ、僕だけいって待ってもらうようにするから。
走って丘を登っていった。
丘といってもそんなになだらかではない。
というか急坂である。
このあたりには草が生えたり土が見えたりしていた。
たぶんその風景のおかげでネス湖のほとりで降りたところからは急な勾配には見ず、遠近感が麻痺していた。
はしりに走った。
息を切らせながら。
今回もきつかった。こんなところで置いてきぼりはとても困る。
道路まで出ると、運転手さんがいた。
早く乗れと催促されたが、おくさんがまだ向こうにいると告げた。
どこ?
あそこ。。。
運転手のおじさんはじゃあまたここに来るからここで待ってて、と言ってくれた。
向こうのほうでちっこくなってる遅れて上ってくる人は、走ってもいないのにすでにバテているように見えた。