ホテル グレン デゥリュッホへ
さて、ツアーも全工程を終えて岐路へつく。
はずが、おー!!車は市内へ向かっている。
俺たちの荷物は出発した小屋に預けっぱなしだー!!
だってトランクなんてもって歩けるわけ無いじゃん。あの坂もあったし。
行き過ぎてゆくドライバーに荷物はスタート地点だと言ったら、
ちょっと不機嫌そう。
後でとりに行くと言っているみたいだけど、よく聞き取れず。
そしたらやっぱり小屋に連れて行ってくれた。
ほんと迷惑かけっぱなしでごめんよおじさん。
小屋に着いて荷物を取ったら、おじさんまた送ってくれるみたい。
ありがとうおじさん。
そして、てっきり駅のあたりまで送ってくれるのかと思いきや、
ホテルまで連れて行ってくれるとのことだ。
とってもありがとうおじさん。
ホテルの場所と名前はメールをプリントアウトしてきたのでそれを見せた。
たいとるでは「グレン デゥリュッホ」と書いているが、
いまだにこれが正しい発音なのかは疑問である。
ウムラウトつきの字なので、いまいち発音しずらいし、聞き取りにくい。
ここスコットランドはイギリス領だが、もともとイギリスの島はスコットランド人が住んでいた土地で、
イギリス人たちがあとから入ってきたのである。
なのでスコットランドの人たちはもともとはイングリッシュを話す人たちではなかった。
「グレンなんとか」という言葉がよく出てくるが、このグレンは谷を意味する。
これはゲール語で、ホテルの名前もおそらくゲール語なのです。
今思えば、デゥリュッホ意味を聞いておけばよかった。
ということで、ついでに言うとスコットランドの人の発音はなまりが激しいです。
それもこういった経緯があるからでしょう。
しばらく車で走るとちょっとした丘の上の林の中に入っていった。
入り口は林だったが、ホテルの前は奇麗に手入れされた庭が広がっていた。
こじんまりしたホテルだが、ここは4つ星のホテルです。
そのわりにはほのぼの感がただよい、とても雰囲気のよいところです。
では中に入ってみましょう。